健康こそは至高の利
知足は至高の宝にて
信頼は至高の親族ぞ
涅槃は至高の至福なり
ダンマパダ 204 江原通子 訳
※ダンマパダとは、原始仏典の一つで、お釈迦様の語録の形式を取った仏典のことです。「真理の言葉」といった意味がある、最もポピュラーな経典です。
この仏典にのこされた言葉について、
スマナサーラ長老は大変わかりやすくお話しくださいますが、その一部として健康についてのお話を記します。
損得勘定などという言葉があるように、
私たちには「得したい」という気持ちがどこかにあります。
商売をしていれば、赤字を出したいと思う人もいないはずです。
生きるということは、人間にとって簡単な、らくちんなものではないので、
結局は得するよりは損してしまう経験が多いかもしれません。
得というのは様々です。
その中でも、最高な得とは何でしょうか?
仏陀は「健康であること」を最高な得だと説かれるのです。
病に冒されると、お金がかかります。
身体的だけではなく、精神的にも弱ってしまうので、商売も仕事も出来なくなる。
損だけをするはめになるのです。
難しい病気にかかったら、全財産を費やしてでも治療するのです。
それも足らなくなると、借金までする可能性もあるのです。
治せるのに「お金がかかる」という理由で、
病気を放っておいて死を選ぶ人なんかはいません。
ですから、病気にかかるということは、人にとって最悪の損なのです。
逆に健康にいられることは最高の得なのです。
人には死ぬまで完全な健康体でいられることは、ありえないかもしれませんが、
人間は皆、病気で倒れているわけでもないのです。
文句を言いたい気分になる身体の不調は何かあるかもしれませんが、
人は意外に健康に生きているのです。
この事実に気づくことができれば、
自分は常に得をして生きているのだと理解できるはずです。
今の豊かな生き方は、健康な身体があったからこそです。
「健康は最高な得だ」と理解する人は、
ただそれだけで喜びを感じて生きられるのです。
スマナサーラ長老のお話しの一節。
これは、けっして病気にかかった人を「損」だと仰っているのではありません。
病気にかからないことが得なことで、かからなかったことにまず感謝する。
そして、かからないためにどうあるべきか考える。
かかった場合も、そこから多くの事を学び得れば
病をきっかけに大きな得をもらえると仰っているのだと思います。
病気と懸命に闘う中から私たちが学ぶ事はたくさんあります。
その結果どのような方向に向いても
懸命であれば、本人に、あるいは家族や周囲の人間に
きっと多くの結果を残してくれ良い教えになるのでしょう・・・
病気というのは医学書に書かれているものだけでなく
世の中がなんだかおかしな方向に・・・
これも、人間が無意識の中で作り出した病のような気がします。
長老のお話にある「病気」を世の中の出来事に置き換えると
まったくそのとおりだと思うことばかりです・・・
戦争など、もっとも人間にとって損なことではないでしょうか・・・
人間が作り出す・・・これも最悪の病気だなと思いました。
スマナサーラ長老は、○○主義だから○○は絶対に食べない。
○○を食べれば絶対に健康になれる。
というような、○○主義もあまりお勧めはなさっていないようです。
かたくなになりすぎることで、執着や嫌悪を持ち
心を汚してしまうからだと仰っています。
霞を食べては生きられませんが
観るもの、聞くもの、嗅ぐ物・・・すべてが大事な栄養で
清らかな気持ちで清らかなものを取り入れることが大切なのでしょうね。
体よりむしろ心の健康を保つ事がなによりも大切・・・
これはアーユルヴェーダの教えでもあります。
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最近疲れ気味でこ○な○炎が出来て、先週久しぶりにぼ○こ○炎にまでなってしまい(ノ△T)心身ともに健康であることのありがたさをヒシヒシ感じてるとこです(‘o‘)ノ
とてもタイムリーなお話をいただけて感謝です(*^^*)
生きてるだけで儲けモンって思うし、ましてや健康ならめっちゃ儲かってるってことやね(^w^)
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りすこちゃん・・・笑
こ○な○炎・・・←この書き方・・・笑
すごく危ないものみたい(笑)
健康でないとね~・・・
免疫力が落ちて来た時って、ほんと普段は何ともないことも辛くなったり。。。
炎症が起きやすくなったりもするね。
元気でいなくちゃね♪