スリランカでしか採れないオレンジ色のココナッツ、キングココナッツの最高級オイルです。スリランカではこのキングココナッツの水を日常的に飲みますが、ビタミンやミネラルが豊富なこのココナッツウォーターは、無農薬栽培されたものでなければなりません。現地の人たちは、農薬や化学肥料を使ったココナッツの味を感じるほど、デリケートな植物と言われています。政府でも自国の植物の品質を守ることを大切にしているので、徹底した栽培管理をしています。
ココナッツの実が熟し始めた頃には、実の中にたっぷりのココナッツウォーターができていますが、オイルを採取するためにはここで水を飲んでしまわず、さらに木で熟成させ胚乳にします。しかし、キングココナッツの胚乳は、一般的なココナッツより薄く、絞り採れるオイルの量はごく僅か。産業用にした時に、生産効率が悪いため、あまり利用されず、一般的なココナッツよりも各方面で高い効果がありながら、世の中に広く出回っていない理由のようです。
キングココナッツオイルは、一般的なココナッツよりサラリとしたテクスチャでお肌にサーッと浸透し、ベタつきません。これは、飽和脂肪酸の中でも分子量が小さい、ラウリン酸が多いことを示しています。
キングココナッツオイルは、肌を保護する以上の治療効果が備わっていることが経験的にわかっています。これは、油性成分に加えて、ビタミン・ミネラルなどの微量成分の働きと考えられます。農薬を使うと植物の生命力が落ちるので、こういった微量成分は激減します。
キングココナッツは、地域の植物として各家庭の庭でも栽培され、古来から本当の生命力を保ち続けています。
コレステロール値を下げる、インスリン抵抗性を改善し、過剰な内臓脂肪の蓄積を抑えることで、糖尿病の予防や改善に、心臓疾患のリスクを減らす、便秘の改善、免疫力の向上、認知症やアルツハイマーの改善、甲状腺機能低下の改善や代謝向上など・・・
お肌に塗って良し、食して良しとされ、スリランカでは万能薬のように使われています。
トーストしたパンにバターを薄く塗り、ココナッツオイルをティースプーンに1杯くらいをサーッとたらし、ハチミツをうっすらかけていただくのも美味です。
ヴァージンココナッツオイルは、体内に蓄積された脂肪を巻き込んで分解してくれる働きもあるので、ダイエッターの最高の見方ですね♪
